都高校学年別大会支部予選

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  ３１５０ (月曜日, 27 9月 2010 10:01)

  
  【感覚的知性を磨く】
  すぐれた点もなく平凡な凡人は「注意散漫に眺め、聞くとはなしに聞き、感じる事もなく触れ、味わう事なく食べ、体を意識せずに動き、香りに気付く事なく呼吸し、考えずに歩いている」と嘆いている！
  あらゆる楽しみの根底には、感覚的知性を磨くという真面目な目的がある！
  感覚は、快感や苦痛を伝える導火線であるだけでなく、知性のコーチ（助手）でもある！
  強く成る力は「今、ここ」にあります。今身近にある力に気付けなかったり、何となく見過ごしてしまうようでは、なかなか強くはなれないでしょう！
  自分自身の「心ここに在らざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず！」
  まずは、身のまわりのもの（事・人・物）に目（意識）を向け、幸せに気づけることが肝心です。
  自分の強さ（力）に気付いた時には「幸せだなぁ」と思い、自分の強さ（力）を素直に感じられるといいのです！
  
  【心をすまして見る】
  また「味わおう」「楽しもう」という意識を持って何かをするのもいい方法です！
  自分の心を今の幸せに向ける事で、幸せを感じられる様になる事が大事なのだと思います。
  動物は「快感を得られる様に、また、苦痛を避ける様に、行動する」快感原則（・苦痛原則）に従って生きています。
  更に人間は「心の快楽（幸福）を得られる様に、また、心の苦痛（不幸）を避ける様に、行動する」という幸福原則・不幸原則に従って生きていると言えると思います！
  快感や苦痛は感覚として伝わります。苦痛は何か問題があるところを知らせる信号と考えられます。問題を取り除く事で苦痛をなくすことができます。また、人間はその経験から学び、同じような苦痛を味わわない様に対策する事ができます。反対に、快感を感じるのは（基本的に）いい事です。人間は同じように快感を感じる方法を学ぶ事ができます。
  人間は、ただ快感や苦痛を感じるだけでなく、そこから今後に役立つ事を学べるのです。それが「感覚的知性を磨く」と言う事なのではないでしょうか？